月別アーカイブ: 7月 2015

才能のある人間とは?

この連休風邪をひいたため、久しぶりに顔を出した太陽を横目にイジイジと読書三昧でした。芥川賞の又吉の影響もあり、今まで何故か途中までしかいかなかった太宰治の「人間失格」、「帰去来」、「花火」、「道化の華」、「きりぎりす」、「グッドバイ」を一気に、山本周五郎の「雨あがる」、遠藤周作の「最後の殉教者」を数十年ぶりに読みました。やはり才能のある文豪の本は時代を超えて面白いと思います。そして、読んだ後あることに気づきました。これらは一見一貫性のない本の選択のように見えますが、しかし、これらは全て弱者の目線の高さで描かれていました。物書きの才能とは、経験した事のない事を、まるで経験したかのように想像する(創造する)力なのでしょう。今回文豪を通して、知らず識らずのうちに目線が高くなっていた自分に、天が警告したのかもしれません。物書きに才能があるように、医療従事者や宗教家にもしも才能のようなものがあるとしたら、それは唯一「自然に弱者目線になれること」でしょう。言葉を変えると、「いつも弱い立場の人を我が身に置
き換えれる想像力を持てる能力」です。我々凡人は、自分が傷ついたり落ちぶれる経験をしないとなかなか目線を下げることが出来ません。しかし、常にそれを意識していると、それに近づけるはずです。それをすぐ忘れる弱い自分に、天は時々試練を与えたり、きっかけを問うたりするのだと信じています。

(人間は調子のいいときは、自分のことしか考えないものだ。
自分に不運がまわってきて、人にも世間にも捨てられ、その日その日の苦労をするようになると、はじめて他人のことも考え、見るもの聞くものが身にしみるようになる。山本周五郎)

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ツール・ド・フランス観戦のススメ

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雨が続く7月ですがいかがお過ごしですか?運動出来ないかわりにスポーツ観戦されてる方も多いと思います。そこで、オススメのスポーツ観戦の話です。今年もツールの季節が始まりました。W杯、オリンピックと並び世界3大スポーツイベントと言われるツール・ド・フランスですが、日本ではサッパリ人気がありませんでした。しかし、この所の「弱虫ペダル」ブームで今年はいくらか脚光を浴びています。1ヶ月近くの間に3500kmを走る苛酷なレースですが、中でもチームのエースのために潰れ役になるアシストの選手達の献身ぶりには涙腺をやられます!エースを引っ張るだけ引っ張って力尽きて落ちていくアシストと、後を託されたエースの魂のタッチは他のスポーツには見られません。今日の第二ステージでもサガン、カンチェラーラ、グライペル、マルティンらのスター選手達の豪華なゴール前スプリントがありました。今後の山岳ステージでも優勝候補のニーバリ、キンタナ、コンタドール、フルームらがドラマを繰り広げるでしょう。(NHKのBSで夕方に毎日30分まとめがあってます)こ
れを見たら、さあ、あなたも明日は自転車屋に走っているはずです、多分。水之江和宏

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